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茨木则子研讨资料(日文版)(doc 53页)

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文体教育
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研讨,资料,日文版
茨木则子研讨资料(日文版)(doc 53页)内容简介
茨木则子研讨资料(日文版)内容提要:
「おとし物」を求めて....『詩のこころを読む』を読む1
茨木のり子さんの、『詩のこころを読む』を読み返しました。出版されてすぐに求めて読んだ本ですから、18年ぶりくらいになるでしょうか。読み終えてこれほど深く、透明でいて、何かしら温かい思いに満たされる書物というのは、それほどあるものではありません。
改めて思ったのですが、『詩のこころを読む』は単なる詩の入門書ではありませんね。この本の中には、美しくそして明晰な言葉で、彼女の人生と愛に対する考え方、芸術論がちりばめられています。すばらしいと思うのは、その言葉はきわめて明晰なんだけれど、押しつけになっていないということ。
それらはむき出しではなく、鉱脈の中で静かに光を放ちながら潜んでいて、読み手が成長してその宝石にたどり着き、自分で手に取り、自らの輝きとすることを待っているのです。
初めてこの本を読んだときは、紹介されている一つ一つの詩に目を輝かせ、味わい、感動していたのですが、再読してみると全体の構成の見事さに気づかされます。
「生まれて」、「恋唄」、「生きるじたばた」、「峠」、「別れ」という章立ては、「自然に浮かびあがってきたものを、どう並べようかと思ったら、偶然に『誕生から死』までになってしまったもので、最初からのプランではありません」(「はじめに」)ということですが、ふだん、テストのための教材という形でしか詩に触れることのない僕たちが詩の世界に遊ぶには、あらためて「生まれる」ことが必要なんですね。
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